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MPEG-4 ALS : ウィキペディア日本語版
MPEG-4 ALS

MPEG-4 ALS (MPEG-4 Audio Lossless Coding) はMPEG-4オーディオ (MPEG-4 Part 3) の一部として規格化されたロスレス圧縮方式で、スタジオ編集などでも使える高音質のマルチチャネルオーディオ信号を扱うことができる。
MPEG-4 ALSは、インターネットでの音楽配信、携帯ミュージックプレーヤ、音楽アーカイブシステムやスタジオ編集などさまざまな用途への応用が考えられており、FFmpegなどさまざまなソフトウェアでサポートされている。
== 概要 ==
MPEG-4 ALSはMPEG-4オーディオで定義されたロスレスオーディオ符号化ツール () の1つで、MP3AACVorbisなどの非可逆圧縮方式と異なり、オリジナルのオーディオ信号をそのまま復元することができる。MPEG-4 ALSの規格はMPEG-4オーディオ (MPEG-4 Part 3) の一部としてISO/IEC 14496-3 Subpart 11で定義されている。
MPEG-4 ALSは、スタジオ編集にも使用できる量子化ビット数32ビット長のPCM信号を扱うことができ、CDより高いサンプリング周波数にも対応できる。また、5.1チャネル・7.2チャネル・22.2チャネルサラウンドを含むマルチチャネルのオーディオ入力を扱うことができる。
圧縮率は同じロスレス圧縮を行うFLACより優れており、またMonkey's AudioOptimFROGと比べると同じ圧縮率での処理時間が短い。
MPEG-4 ALSのアルゴリズムはFLACDirect Stream Transferなど他のロスレス圧縮と同様、線形予測エントロピー符号化を組み合わせたものである。
MPEG-4 ALSの特徴は以下の通りで〔、柔軟性が高い。
* 量子化ビット数32ビットまでのPCMに対応、IEEE 754 32ビット浮動小数点形式も使用可
* 任意のサンプリング周波数(192 kHzで試験済、384 kHz以上の高サンプリング周波数にも対応可能)
* マルチチャネル/マルチトラック対応、扱えるチャネル数は最大65536チャネル
* 再生時のランダムアクセスが可能
* MP4ファイルフォーマットを使い映像データとの組み合わせが可能
* 対応可能な入力フォーマットはRaw、WAVAIFFBWF、Sony Wave64、BWF with RF64など

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「MPEG-4 ALS」の詳細全文を読む




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